合同会社ソレイユが運営する完全個室インドアゴルフ練習場&ストレッチスタジオ『Precise Golf Lab 新宿御苑前』は、50代以上でゴルフ歴10年以上の男性(以下、シニアゴルファー)を対象に「シニアゴルファーのドライバーの飛距離アップに関する調査」を実施。約75%が飛距離の低下を実感していることが分かった。

飛距離ダウンの実態と平均飛距離の現状
約75%のシニアゴルファーが、現在のドライバーの飛距離は若い頃と比べて「落ちた」と回答。この飛距離ダウンが多くのゴルファーにとって共通の悩みであることが明らかになった。
ドライバーの平均飛距離に関する設問では、「220ヤード未満」との回答が全体の66.5%を占める結果に。この数値は、シニアゴルファーの多くが220ヤードの壁に直面し、若い頃の感覚とのギャップに苦しんでいる現状を裏付けている。

飛距離維持・向上の成功要因
若い頃と比べてドライバーの飛距離が伸びた・変わらないと回答した人を対象に「ドライバーの飛距離アップのために現在実践していることは何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「特にない」で66.3%だった。
しかし、何らかの対策を実践しているゴルファーに限ると、主に「筋力トレーニング」や「可動域・柔軟性を改善するストレッチ」を行っていることが判明した。
これらの対策を実践して「最も効果があったと感じること」として、1位が「筋力トレーニング」(35.7%)、2位が「可動域・柔軟性を改善するストレッチ」(25.0%)という結果となった。

改善点は?1割以上が月1万円超を投資
飛距離アップのために、身体能力やスイング技術において改善できると考える点については、「ミート率」(51.4%)が最多となり、「可動域・柔軟性」(42.3%)が続く結果に。
スイングの再現性を高めるミート率とスイングアークを広げる柔軟性の両面が、シニアゴルファーが自己分析する上での主要な改善ポイントである。
また、身体能力やスイング技術の改善によって飛距離アップの可能性があるとした場合、月に1万円以上を投資する価値があると感じるシニアゴルファーが全体の1割以上を占めた。
このことから、飛距離という課題に対して高い投資意欲を持つ層が一定数存在することが示され、シニアゴルフ市場における専門的なトレーニングやストレッチサービスへのニーズの高さが浮き彫りとなった。
年齢による避けられない課題に対し、技術の改善だけでなく身体のメンテナンスが飛距離アップに不可欠な要素なのだろう。
記事/まるスポ編集部
