DDTプロレスが11月6日、東京・新宿FACEで「両国アフター ~It’s a wonderful battle~」を開催した。IWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITAが“恩師”と慕うアントーニオ本多との一騎打ちで勝利して涙を流した。TAKESHITAは11・30後楽園で青木真也とのシングル戦が決定した。

2014年、本多が総監督として、竹下幸之介、トランザム★ヒロシによるユニット「ハッピーモーテル」が結成され、遠藤哲哉も合流。同年7月には本多、竹下、遠藤のメンバーでKO-D6人タッグ王座を戴冠。その後、遠藤が離脱し、2017年に同ユニットは解散した。TAKESHITAと本多は2018年以来、7年ぶりのシングル戦となった。
試合はオーソドックスなレスリングの攻防から、本多がトペを発射。リングに戻る際、サードロープに足をひっかけてヒザを強打した本多は、創作昔話ごんぎつねからサミングもTAKESHITAが阻止。本多のピンチにセコンドに就いていたヒロシが入って払い腰。
本多はシャイニングごんぎつね、延髄斬りから“盟友”高梨将弘の得意技タカタニックを繰り出すもカウントは2。人でなしドライバーを2カウントで返されたTAKESHITAはワガママで決めにいこうとするもとどまった。
ナックルの打ち合いから、TAKESHITAは生エルボーでトドメを刺そうとするも、ここでもまたとどまった。最後は本多の得意技バイオニックエルボーから、レイジングファイヤーで3カウントを奪取した。
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