【インタビュー】DDTプロレス O-MENZ隈取、ブレイクダンスをルーツとした唯一無二のダークヒーローへ!(後編)

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目指すは“唯一無二”のダークヒーロー

「ブレイクダンス+プロレス」で新たなファイトスタイルを模索する隈取

――プロレスを始めて、気をつけていることはありますか?

隈取:やはり怪我ですね。毎試合どこかしらが痛めます。ブレイクダンスでも怪我はありますが、まだプロレスに慣れていない分、コントロールできていない部分があります。

――6月の後楽園ホール大会で、セカンドロープを使った回転式のセントーンのような独創的な技を披露されましたよね。プロレスをあまり知らない友人がSNSでその技を見つけて「すごい!」と絶賛していました。こうしたオリジナルの技はどのように発想するのですか?

隈取:僕は自分にしかできない技をやりたいので、常にブレイクダンスの技とプロレスを掛け合わせることはできないかと考えています。

あの回転技も夢の中で突然ひらめいたんです。1度目、目が覚めましたが、無理やり2度寝して夢の中で完成させ、練習で試したらその通りにできました。

――技名はなんておっしゃるのですか?

隈取:まだプロレスでの技名はないですね。ブレイクダンスでは「ワープ」という技ですが、1回転半くらいしか回っていないのに「すごく回っているように見える」と言われます。

――ところでプロレスをする上で一番大切にしていることは?

隈取:「自分にしかできない試合」をすることです。それが僕の目標であり、常に意識していることですね。

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