
2020年5月に結成された5人組の“ダンステロリスト集団”「O-MENZ」。メンバーの隈取選手が昨年12月28日、両国国技館でプロレスデビューを飾った。後編は、デビュー戦を振り返るとともに、今後の目標について語ってもらった。(取材・文/大楽聡詞)
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目次
プロレスデビューのために身体を絞りキレと機動力をアップ
――プロレスデビューまでの経緯を教えてもらえますか?
隈取:去年8~9月頃に話をもらい、10月からDDTの道場に通って練習を開始。2か月後のDDT両国国技館大会であるデビュー戦に向けて自分を追い込みました。
――ダンスとプロレスでは身体の作り方も全く違いますか?
隈取:全然違いますね。プロレスラーの方々はとにかく身体が大きい。自分が2ヶ月間で身体を大きくしても間に合わないと考え、デビュー戦では身体を絞ってキレや機動力を上げることに集中しました。
――デビュー戦はどうでしたか?
隈取:なんて表現したら良いのか…とにかく独特の雰囲気でした。ダンスのステージでもそうですが、観客の大声援の中でも、リングに上がった瞬間に自分だけの世界になる。あの独特な雰囲気がとても気持ちよかったです。