【インタビュー】DDTプロレス O-MENZ隈取、ブレイクダンスをルーツとした唯一無二のダークヒーローへ!(前編)

25歳までダンス漬けの日々を過ごしていたという隈取

――辞めた後はどうしましたか?

隈取:サッカーを辞めた頃から中学の3年間、旧ジャニーズ事務所に所属していました。高校入学を機にブレイクダンスを始め、事務所を退所しました。

――ブレイクダンスに集中するため、事務所を退所したのでしょうか?

隈取:そうです。旧ジャニーズ事務所で習うダンスとブレイクダンスは全くの別物。「ブレイクダンスでどこまで行けるか挑戦しよう」と思いました。

――そのブレイクダンスの実績を教えていただけますか?

隈取:ブレイクダンスの世界大会や日本発世界初のプロダンスリーグ“D.LEAGUE(Dリーグ)”にも出場しました。約10年間活動して、25歳くらいまでダンス漬けの毎日でしたね。

――ダンサーとして成功した隈取さんが、なぜO-MENZに加入したのですか?

隈取:正直に言うと、ダンスの限界を感じたからです。Dリーグで優勝まであと一歩というところまで行きましたが、オフシーズンはアーティストのバックダンサーとしての毎日でした。

その時、ダンサーの地位がまだまだ低いと感じたんです。自分がいくら頑張っても、アーティストの方が上という雰囲気があった。「だったら自分がアーティストになってやる」という気持ちが強くなりました。

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