
6月21日、スターダム代々木大会で激闘の末、朱里を倒し、IWGP女子王座を戴冠したSareee。翌22日、横浜市鶴見区の総持寺を訪れ、故アントニオ猪木さんにベルト奪取を報告した。
Sareeeが宿敵・朱里からIWGP女子王座奪取!「ベルトを刺激的なものにしていく」
Sareeeの父親が大の猪木ファンで、幼い頃から“猪木イズム”を受けて育ったという。念願のIWGP女子ベルトを手にすると、猪木家の墓がある総持寺へ向かった。
プロレス界における「世界最強の男を決める」という猪木さんの提唱により生まれたIWGP(International Wrestling Grand Prix)。
その墓に手を合わせたSareeeは、「今のプロレス界にもしっかり、戦いのプロレスはある。私がこれから先も、戦いのプロレスを守りつなげていく」と、猪木イズムの継承を誓った。
「ベルトの責任はとんでもなく重いと覚悟できている。IWGP女子王座を巻いたからには絶対に恥のないよう、これから進んでいこうと思う」と気合を入れたSareeeだが、スターダムへの不満もあらわにした。
「スターダムの選手、私がこのベルトを巻いて誰ひとりとしてリングに上がってこなかった。それでいいのかよと。これから誰が一番最初にこのベルトを狙いに来るのか、すごく楽しみです。でも私は絶対に、そう簡単には渡さない。このベルトを世界中で一番のベルトに、必ずしてみせる」と、スターダム勢に宣戦布告。
今後の防衛ロードについても、「私は絶対に逃げたりしない。誰が相手でも受けて立つ」と、その覚悟を示した。
記事/まるスポ編集部
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