広島とのカード第3戦に臨んだ楽天は、打線が沈黙し0対3で2連敗を喫した(写真はイメージ)
【楽天 0-3 広島】(6月14日・楽天モバイル 最強パーク宮城)
打線が沈黙し連勝は2でストップ 森下の前にわずか2安打の完封負けで3連勝ならず
広島とのカード第3戦に臨んだ楽天は、投打に精彩を欠き0対3で2連敗を喫した。塩川達也監督代行のもとで何とか勝ち越しを狙いたい一戦であったが、前日の完封負けの嫌な流れを断ち切ることができず、本拠地のファンの期待に応えることはできなかった。
1回表、一死から広島の2番・大盛穂にライトスタンドへの先制ソロ本塁打を浴びると、続く2回表にも一死一、三塁からファビアンにライトへの犠飛を許して序盤に2点のリードを奪われた。藤井自身「序盤に少し力んで気持ちが空回りした」と振り返ったが、3回以降は本来の落ち着きを取り戻して要所を締める粘りの投球。
エースとしての意地を見せたい左腕は、首脳陣に直訴して8回のマウンドへ上がったものの、一死二、三塁のピンチを招いたところで111球での降板となった。
後を受けた救援陣も坂倉将吾にダメ押しの犠飛を許し、今季最長となる7回1/3を投げて3失点と力投した藤井は3敗目を喫した。みずから志願した結末だけに、本人はチームへの申し訳なさに声を落としたが、塩川監督代行は「粘って本当によく投げてくれた」と最後までマウンドを守ろうとしたその姿勢をねぎらった。
しかし、この力投に応えられなかったのが楽天打線。広島の先発・岡本の前に7回までわずか2安打、1四球と完全に封じ込められ、三塁を踏むことすらできないまま試合の主導権を明け渡した。最終的に散発の4安打に終わり、2試合続けて見せ場すら作れずに無得点で終わる完敗。
この2戦連続のスコアボードに並んだ「0」の文字に対し、SNS上では「藤井が志願の続投でここまで頑張ってくれたのに、打線がこれではあまりにも見殺しでかわいそうすぎる」「昨日に続いて今日もノーパワー。これだけ打てないと現地観戦していてもため息しか出ない」といった、援護できなかった野手陣への不満が爆発。
一方で、8回のピンチで降板した藤井に対しては「自分で志願して8回まで投げにいった気迫は胸が熱くなった」「実力不足なんて責める必要はない、ナイスピッチングだった」と、その責任感を称える温かい声援も多く見られた。
記事/ひろしお
編集/まるスポ編集部
