このオフは2球場で狭くする改修が行われる(画像はイメージ)
投高打低が叫ばれているプロ野球。本塁打の数も90年代や00年代と比較すると減少傾向にあり、近年は球場を狭くするケースが増えつつある。
来季からはバンテリンドーム ナゴヤで「ホームランウイング」が新設され、右中間と左中間フェンスまでの距離がこれまでより6m近くなる。
中日は数年来貧打と言われ、野手出身のOBなどからも本塁打増に向けて待望論があったが、ついに実現へと動いた。
そして、楽天も本拠地の「楽天モバイルパーク宮城」を今オフに改修を行うことが判明。左中間で6m、右中間で4mほど前に出て左右非対称となり、従来のフェンスとの間には座席を置くことも検討されている。
楽天は今季チーム本塁打数が70本と12球団でワーストの数字。本塁打の増加を狙って改修すると見られる。
この“テラス席”は選手から毎年のように要望が挙がっている。今オフは阪神の大山悠輔が契約更改の席で「甲子園に外野テラス席を設置してほしい」と要望していた。
今季40本塁打を放ち本塁打王に輝いた佐藤輝明も昨年同じ要望を出していたが、阪神の秦雅夫オーナーや嶌村聡球団本部長は却下しているとして、甲子園での設置について議論はされていない模様。
ただ、テラス席導入は12球団の本拠地のうち4球場で導入され、野球の華とも言える本塁打の数は来年増えることが期待される。
編集/まるスポ編集部
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