このオフは2球場で狭くする改修が行われる(画像はイメージ)
ホームラン倍増が期待?テラス席を設置している球場
みずほPayPayドーム福岡(ソフトバンク)
2015年に現在も名称が定着している「ホームランテラス」を設置。左右中間が最大で6m縮まり、当時12球団の本拠地で最も高かった外野フェンス5.84mから4.20mまで引き下げられた。
前年の14年では67試合で70本だったが、15年は67試合で144本に倍増。当時主力打者だった松田宣浩は前年18本から初の30本超えとなる35本と大幅に増え、その後も30本塁打を2回記録している。
ZOZOマリンスタジアム(ロッテ)
2019年に「ホームランラグーン」を設置。最外野フェンスを最大で4メートル前方に移動した席を新設した。
18年まではチーム本塁打数リーグワーストだったが、19年は158本(前年は78本)とこちらも倍増でリーグ3位まで伸ばした。
以降もチーム本塁打数は設置前の5年間で一度も3桁に届かなかったのが、設置後5年で3度3桁本塁打数を記録している。
(参考)過去に実施した球場
日本製紙クリネックススタジアム宮城(現:楽天モバイルパーク宮城)
今オフの前にも「Eウィング」という名称で、従来の外野フェンスから前に移る形でフィールド内に増築されていた。両翼が101.5mから100.1m、左中間と右中間は117mから116mに。外野フェンスの高さも2.8mから2.5mと低くなっていた。
阪神甲子園球場
1947年から91年という長きに渡り甲子園球場に設けられていた仮柵。高校野球で金属バット導入による本塁打増加などから撤去された。
92年からは本塁~両翼の距離が90mから従来の約96mになったことで同年の本塁打は前年に比べて減少した。
DeNAが発表したCS座席図に批判の声が続出 ビジター応援席をウィング席に限定し、「これは酷すぎる」などとベイスターズファンから多くの苦言も
