IWGPジュニアタッグ王者チームに敗れ2敗、追い込まれた高橋ヒロムと外道の”外道無道”
25日、新日本プロレス・埼玉・熊谷大会で「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025(SJTL)」Aブロック公式戦として、高橋ヒロム&外道とIWGPジュニアタッグ王者DOUKI&SHOが激突した。
試合はDOUKI&SHOが悪のタッグワークを全開。場外ではヒロムと外道の急所を鉄柱に打ち付け、さらには外道の両腕両足を引っ張る拷問攻撃まで繰り出し、徹底的に痛めつけた。

終盤、ヒロムがDOUKIにTIME BOMB 1.5を叩き込み、外道がスーパーフライを発射。勝利が決まったかに見えたが、DOUKIがカウント2でキックアウト。続けて外道はレフェリーを巻き込みながら急所蹴りを放ち、外道クラッチを狙うも場外からSHOが鉄板攻撃で介入。外道が崩れ落ちると、DOUKIがすかさず横入り式エビ固めで丸め込み、3カウントを奪った。
この結果、AブロックはDOUKI&SHOが3連勝(勝ち点6)で首位をキープ。YOH&マスター・ワトと並び、ブロック突破へ向けて主導権を握る形となった。

試合後、ヒロムはバックステージで「外道ぴっぴ大先生はよ、何も悪くねぇ。俺が気抜いちまった。そこはさすがIWGPジュニア、そしてIWGPジュニアタッグの二冠王、DOUKIってとこだな。チクショー。外道ぴっぴ丸のスーパーフライを返すとはな。完全にあそこで俺の中での試合が1回途切れた。勝ったと思った。それが甘かった。でもな、思い出させてくれたよ、チャンピオンがよ。
俺もGHCジュニアのチャンピオンなんだよ。お前が持ってるIWGPジュニアと交わってもおもしろいじゃねぇか。でもよ、その前にこのリーグ戦必ず優勝して、お前らの持ってるジュニアタッグいただいちゃうよ。今日は完全に俺のせいだ。チクショー」と悔しさをにじませた。
