『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦』第5節。4連敗中の横浜エクセレンスはホーム無敗で5連勝中の福井ブローウィンズと敵地で激突。
古巣戦となったトレイ・ボイドIII選手が躍動し、ブザービーターを含むビッグショットを連発する白熱の展開をみせるも、連敗ストップならず。次節での巻き返しが期待されている。
ブザービーター応酬の白熱展開
試合は序盤からハイレベルな点の取り合いに。連敗脱出を期す横浜エクセレンスは、勢いのある福井ブローウィンズに真っ向から対峙した。
特に注目を集めたのは、福井を古巣とするトレイ・ボイドIII選手の爆発的な活躍だ。第2クォーター、ショットクロックぎりぎりで逆転となる3Pシュートを沈めるなど、チームを牽引。
しかし、福井も直後にブザービーター3Pを成功させ、前半を46対45と福井の1点リードで終了するシーソーゲームの展開に。両チームの意地が激しくぶつかり合う攻防戦の連続だった。
惜しくも勝利届かず
後半も粘りを見せる横浜エクセレンス。第4クォーター残り3分56秒、永野威旺選手の得点で72対73と逆転に成功し、勝利への執念を見せた。
この日、古巣相手に燃えるトレイ・ボイドIII選手は、第4クォーターだけで3Pシュート3本を含む19得点を記録する猛攻。合計29得点の大活躍で、ホーム無敗の福井を最後まで苦しめる奮闘ぶり。しかし、その後は福井の堅い守備と攻撃を前にリードを広げることができず、再逆転を許す結果に。
最終スコア83対77での惜敗は、連敗を伸ばすという悔しさの残る結果となった。この熱戦を糧とした次戦での雪辱を誓うチームの姿にファンの期待も高まっている。
記事/まるスポ編集部
