
日本に新たなプロバスケットボールの風が吹く。株式会社UNIVA RBLは、世界で活躍する3×3プロバスケットボールリーグ『ロイヤル・バスケットボール・リーグ(RBL)』の日本での設立・運営をスタート。2025年9月には名古屋でプレオープニングイベントを開催。2026年からは日本主要都市で本格的なリーグシーズンを展開し世界の舞台に挑戦する新たなスター選手の輩出を目指す。
世界が注目する3×3、待望の国際リーグが日本上陸
『ロイヤル・バスケットボール・リーグ(RBL)』は、3人制バスケットボール『3×3(スリー・エックス・スリー)』の国際的なプロリーグだ。元プロバスケットプレイヤーであり3×3のパイオニアでもあるコミッショナーのRohit Bakshi氏が主導し、日本での設立が実現した。Bakshi氏はこれまでインド、タイ、クロアチアでも同リーグを展開してきた実績を持つ。
近年、世界的に人気が急上昇している3×3。もともと屋外のリングやコートで行われるストリートボールから発展し、2000年代後半に国際バスケットボール連盟(FIBA)が普及を推進。2012年には全世界統一ルールが制定され、2017年にはオリンピックの正式種目に採択された。2020年東京オリンピックでのデビュー以降、その注目度はさらに高まっている。
『RBL』は国際プロリーグを通して国内の3×3の認知度向上や競技レベルの向上、関係者・競技者の雇用創出、そして次世代のプロ育成を目指す。これにより日本バスケットボール界の新たな道を切り開くことが期待される。
なぜ今、3×3が熱いのか?
3×3バスケットボールは、スケートボードやBMX、ブレイクダンスといった都市のストリートカルチャーから生まれたアーバンスポーツのひとつ。大きな競技場は不要で、公園や広場、駅前といった身近な場所で気軽に楽しめるのが最大の魅力だ。ボールとハーフコート、6人のプレイヤーさえいればどこでもエキサイティングなゲームが成立する。観客の目の前で繰り広げられるスピーディーな試合展開は、ノンストップで流れる音楽と相まって都市ならではの熱狂を生み出す。さらにファッションや音楽といったカルチャーと深く結びつき、若者を中心に絶大な人気を集めている。
日本初の3×3プロバスケットボールリーグ『RBL』は、日本のバスケ界に新たな価値をもたらすだろう。2026年からの本格シーズンでは、世界の強豪が集う国際舞台を提供。レギュラーラウンドを勝ち抜いたチームに、グランドファイナル、ワールドツアーマスターズへの挑戦権を与え、日本人選手の競技レベル向上と世界で通用する選手の育成につなげる。また、都市の中心で開催するアーバンスポーツ体験で街の魅力を再発見し、地域活性化にも貢献。競技人口の多い日本で若手から世界に挑戦できるチャンスの場を生み出し次世代のプロを育成していく。

2025年9月、名古屋でプレオープニング開催!
本格シーズンを前に、『RBL』のプレオープニングラウンドが名古屋で開催が決定した。日本から世界の頂点を目指す、新たなプロリーグの船出。その第一歩となるイベントに注目が集まる。
イベント詳細
イベント名: FIBA 3×3 ENDORSED「NAGOYA LITE QUEST」
開催日: 2025年9月20日(土)、21日(日)
時 間:10:00~
会 場: 名古屋城二之丸広場※雨天の場合は変更の可能性有り。
入場料: 試合観戦は無料※ただし、名古屋城の入場料必須/大人500円、中学生以下無料、名古屋市内高齢者65歳以上100円(要証明書)
主 催: 株式会社UNIVA RBL
放送予定: BS朝日 9月21日(日)13:00~14:00「Final」ライブ中継。
公式サイト: http://3x3rbl.com
記事/まるスポ編集部