9月7日、自らのプロデュース興行「Blue Justice XVI ~青義奉謝~」を地元・千葉県東金市で開催する永田裕志。後編では、YouTubeチャンネルを始めたきっかけ、13年4ヶ月ぶりのIWGP挑戦で湧き上がった闘志、そして引退する棚橋弘至選手への思いを語ってくれました。(取材・編集/大楽聡詞 文/ミライカ)
YouTube「永田裕志のゼァ!チャンネル」の裏側
――YouTubeの「永田裕志のゼァ!チャンネル」を始められたきっかけは何ですか。
永田:コロナ禍で人との接触が制限され、自主興行を行う上でYouTubeで情報発信したかったんです。あとは息子のレスリング成長記録を残せたらなという思いもありました。
――本格的でクオリティの高い動画を作られていますよね。特に中西学さんの応援プロジェクトは面白かったです。
永田:中西学さんは数字を持ってるんです(笑)。特に初めて登場した回<感動の再会>は、78万回再生され、今も少しずつ伸びています。
――印象に残っている回はありますか。
永田:中西さんの回もそうですが、村上和成選手が苦難を乗り越え、10年かけて莫大な借金を1人で返済した回は衝撃的でしたね。
それから最初の頃、長州力さんにコラボをお願いして、いろいろ聞きたいことがあったんですが、全くペースを握らせてもらえませんでした。ああいうところはさすがですね。
