【インタビュー】新日本 永田裕志「ストロングスタイル」の真髄と棚橋弘至戦への想い(後編)

プロレスを「自分の生き様や、これまで生きてきた証を世間に投影できる、最高の仕事」と永田は語った

――永田選手にとって、プロレスとは何ですか。

永田:自分の生き様や、これまで生きてきた証を世間に投影できる、最高の仕事です。

――元々、プロレスラーになりたかったのですか?

永田:思春期によく考えたりすると思うんですが、最終的に自分の人生を考えたとき、人間はいつか死ぬと。でも死後の世界がどんなものか全く思い浮かばず、夜も眠れなくなってしまったんです。

人間はいつか死ぬ。だから、自分が生きてきた証を世間に示せる仕事をしたいと考え、当時好きだったプロレスの世界に飛び込むことに決めました。

――それはいつ頃のことですか。

永田:大学を卒業して、1年間大学に残りながらバルセロナオリンピックを目指していた頃です。もともとは中学か高校の体育の教員になるつもりでしたが、急に心変わりしました。プロレス界に入って33年が経ちました。

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