【全日本】野村直矢、王道トーナメントへ意気込み「初戦の青柳優馬に運命感じる」

約2年5ヶ月ぶりに全日本プロレスに登場した野村直矢

7月17日後楽園ホール、第12回王道トーナメントの出場者が発表される中、彼の名前が呼ばれると会場が大きな驚きの声に包まれた――“野村直矢”(3年ぶり6度目の出場)。野村は2014年3月に全日本でデビュー。若手のジェイク・リー、青柳優馬と共に王道マットの未来は明るいと思われたが退団。しかし2022年6月、青柳のラブコールに応え「リアルブラッド」として全日本参戦。青柳と「ノムヤギタッグ」を復活させ、2023年1月に世界タッグ王座を奪取。だが同年3月に世界タッグ王座を陥落、その後左ヒザ前十字靭帯断裂のため長期欠場。約2年5ヶ月ぶり、8.3大田区で全日本プロレスに参戦した。(取材・文/大楽聡詞)

――2023年3月21日、大田区での世界タッグ選手権以来の全日本プロレス参戦になります。

直矢:約2年5ヶ月という期間は空きましたが、試合は少ないですけどいろんな団体に上がりました。ですから試合勘は不安もないですし、「久しぶりのリングだな」という感じはないです。

でも同じリングはリングでも「全日本プロレス」というのはちょっと意識します。

1年10ヶ月ぶりの復帰戦で羆嵐に勝利した野村直矢「今後は未定」

――久しぶりの全日本マットはいかがですか?

直矢:最後に出場した2年5ヶ月前、やっぱり全然違いますね。あの頃、斉藤ブラザーズはキャリア2年でまだ若手でした。それが兄のジュン選手は三冠王者ですし、弟のレイ選手はチャンピオン・カーニバル2025覇者。

久しぶりの全日本が楽しみですし、以前との違いを感じられたらいいなと思います。

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