新生バーニングを始動させ1年が経過した遠藤哲哉。2.26後楽園大会ではKO-D6人タッグ王者として青木真也&上野勇希&スーパー・ササダンゴ・マシンを迎え撃つ。その遠藤に昨年のD王GP・増量・KO-D6人タッグ戴冠・武藤敬司引退興行・DDTハリウッド大会・2.26後楽園での防衛戦、そして2023年の目標を聞いた。

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DDT最強の称号をかけたリーグ戦・D王GP2022を振り返る

――昨年、DDT最強の称号をかけたリーグ戦「D王GP」が行われました。Aブロックの遠藤選手は2勝2敗1分で5点。決勝進出を期待していたファンには残念な結果になりました。

遠藤:言い訳になりますが、リーグ戦開幕直前に左足首をねんざして本来の力を発揮できなかった。

足首は自分の体重を支える大切な関節だと思っています。飛び技にしても相手を持ち上げるにしても打撃にしても全てに踏ん張りが効かず不安定な状態で戦っていました。

――ケガした箇所に意識がいって集中できなかったのですね。D王GPは全5試合。上野勇希選手とRSP選手に勝利、佐々木大輔選手と引き分け、ジョーイ・ジャネラ選手と吉村直巳選手に敗れました。リーグ戦を振り返って、どの試合がポイントでしたか?

遠藤:やっぱり最終戦の吉村との戦いです。一瞬心に隙ができて、そこをつけ込まれ負けました。試合中は余裕がありません。ただ映像で振り返ってみたら、吉村に攻められ自分が1発返したあたりで安心しきっちゃいましたね。試合中少し間ができて、そこでダメージを回復し心に隙ができてしまった。

――一瞬の隙が命取りになったのですね。元ダムネーション対決、佐々木大輔選手とは30分時間切れドロー。遠藤選手が、「あと一歩攻めきれなかった」と感じました。

遠藤:あれはリーグ戦2試合目、まだ足首の痛みがあり本来の動きができなかった。サスケスペシャルも挑戦したけど飛ぶ直前でためらい、そこを佐々木に狙われましたね。

――対戦するレスラーは「こいつ、ケガしているな」と分かるものですか?

遠藤:分かると思います。あの時の僕の動きは、誰が見ても「足にケガをしている動き」でした。レスラーとして弱点をさらけ出すのは良くないと反省しています。

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