アンダーアーマー キッズデー 「子どもたちに特別な体験の場を提供したい」喜田剛氏のアイデアと抱く使命感(前編)

「スポーツを好きになりプレーするきっかけに」

本イベントは、2月ごろから構想が始まっていた。これまでは毎年1回、試合の冠スポンサーを務めており『アンダーアーマースペシャルマッチ』として開催されていた。喜田はさらに発展させようと考えていた。

「カリーシートの関係で、年間を通じて宇都宮ブレックスさまとはやりとりさせていただいていました。約3ヶ月前に『子どもたちに何か特別な体験の場を提供できませんか』とご相談しました。

キッザニア甲子園(兵庫県西宮市)なども参考に、観戦以外にも球団職員のお仕事や試合運営に携わる体験を提供できたら面白いのではと考え、そこから始まりました」

喜田と球団の考えが一致し、開催に向けてすぐに話が進んでいく。しかし、提案を行った今年序盤は新型コロナウイルスが再度感染拡大したタイミングであった。

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