セコンドのディック東郷に終始翻弄されたウルフアロン
8日、新日本プロレス横浜武道館大会の『G1 CLIMAX 36』Bブロック公式戦で、NEVER無差別級王者ウルフアロンが成田蓮と激突。H.O.Tの度重なる無法攻撃に苦しめられ、無念のギブアップ負けで4敗目を喫した。
両者は今年すでに2度対戦。NEVER無差別級王座を巡って激闘を繰り広げてきた因縁の相手。
試合開始前、ウルフの入場時にセコンド・松本達哉をディック東郷が襲撃すると、そのままウルフにも奇襲。ゴングが鳴ってからも成田が金具がむき出しになったコーナーや鉄柱、イスを使って左足を徹底的に攻め、ウルフを追い込んだ。
それでもウルフは一本背負いや大腰で反撃。痛めた左足を引きずりながらも成田を豪快に投げ飛ばし、終盤には逆三角絞めで勝利目前まで迫った。

しかし、ここでもH.O.Tの介入が流れを変えた。東郷のイス攻撃がレフェリーに誤爆すると、リングは無法地帯に。ウルフは成田のローブローを読んで切り返す意地を見せたものの、今度は東郷のパウダー攻撃を浴びる。最後は成田と東郷の合体攻撃から左膝へ集中砲火を受け、成田のクロス式膝十字固めに無念のギブアップとなった。
試合後、バックステージでウルフは「1対1では闘えても、1人が2人、2人が3人になった時、まだまだ俺自身の力は…こんなもんだなって感じてしまう」と語った。
さらに「プロレスはレフェリーが見てなければ、言い方を変えてしまえば何でもやっていい競技。どんなことされようが勝てるような、そんな力をしっかり身につけていけるように精進していきます」とさらなる成長を誓った。
H.O.Tの理不尽な攻撃にも言い訳をせず、すべてを自らの課題として受け止めたウルフ。G1はまだ終わっていない。残る2戦で、この悔しさをどう力に変えるのか。
