カヌー3種目を極めた大城良介氏。「勝つカヌー」から「生涯スポーツ」へ、水上に見出す未来とは…
◼️ワイルドウォーターへの挑戦と「広く浅く」の美学
―― 2012年の岐阜国体では、ワイルドウォーター(激流を下る競技)でも愛知代表として出場されていますよね。
大城:あれは完全に思いつきです(笑)。30代になって、ちょうど運営側にシフトしていた時期だったんですが、「岐阜国体があるから、愛知の選手を探している」という話を耳にして。「じゃあ、やってみるか」と。
そこから5、6年ぶりに生活スタイルをガラッと見直して節制し、陸上と水上での本格的なトレーニングを再開しました。

――結果はどうでしたか?
大城:12位か14位くらいで、入賞(8位以内)には一歩届かず。これもまた、私らしい「ギリギリ」の結果でしたね。
――スプリント、ポロ、ワイルドウォーター。ここまで幅広くこなす選手は珍しいのでは?
大城:多分、いないでしょうね(笑)。でも、それが私の取り柄であり、自慢です。川も池も、チームプレーも個人競技も、すべてを知っているからこそ伝えられることがあると思っています。
>>> カヌーを通じた「人間教育」
