吉井理人新監督の就任を前に自滅。交流戦最下位に沈む(写真はイメージ)
【阪神10-3楽天】(6月17日・阪神甲子園球場)
雨が降りしきる甲子園球場で行われたセ・パ交流戦の最終戦。楽天は三木肇前監督の退団にともなう吉井理人新監督の就任が発表され、まさに変革の時を迎えていた。
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塩川達也監督代行が最後の指揮を執るこの一戦、チームは有終の美を飾り新体制へ弾みをつけたいところであったが、現実はあまりにも厳しかった。先発のマウンドに上がった前田健太は久々の登板ながら5回を2失点と試合を作ったものの、2回に浴びた一発に泣き、打線も阪神の先発・大竹耕太郎の前に沈黙を続けた。
中盤以降、楽天は自慢のはずの守備から自滅の道を突き進む。6回に小刻みな攻めで追加点を許すと、終盤には完全に主導権を握られた。8回に石原彪や平良竜哉の内野安打などで3点を返し、意地を見せたのも束の間、その裏に手痛いミスが続出する。
バント処理の乱れやマズい守備が重なり、九谷璢の失策も絡んで一挙に4失点。結局、終わってみれば計3失策と守備陣が崩壊し、3対10という二桁失点での大敗を喫した。この敗戦により、楽天は交流戦最下位という不名誉な結果でリーグ戦再開を迎えることとなった。
この惨状に対し、SNS上では「新監督が決まった大事な日にこの守備は目を覆いたくなる」「3エラーでは勝てる試合も勝てない」といった、守備の乱れに対する嘆きの投稿が溢れた。
一方で「前田健太が粘っていただけに野手陣がもっと盛り立ててほしかった」「塩川監督代行のラストゲームを勝利で飾りたかった」と、悔しさを滲ませるファンの声も目立つ。
しかし、すでに吉井新監督の就任と青山浩二投手コーチの背番号変更など、次なる戦いへのカウントダウンは始まっている。「ここがどん底。吉井新体制で生まれ変わる姿を見せてくれ」と、リーグ戦再開からの逆襲に一縷の望みを託すファンのエールも多く、チームは文字通りここからの猛省と立て直しを迫られている。
記事/まるスポ編集部
