新たな章を日本のファンと共に
歴史の話題は90年代へと移り、あのパイオニアについても語られる。
「野茂英雄は日本人ファンだけではなく、国境を超えて愛された存在でした。私の祖父は彼のことを“ノモ・エル・フェノメノン”と呼んでいました。それぐらい衝撃的な存在だったんです」
90年代中盤を席巻し、“ノモマニア”として社会現象を巻き起こした野茂氏の活躍。その後も斎藤隆氏ら多くの日本人がその系譜を繋いできたと強調した。
そして現在ドジャースには3人の日本人スターが在籍。3選手に改めて賛辞を送る。
「大谷は世界最高峰の選手の一人です。山本はポストシーズンを支配し、球団にとって非常に大きな存在になりました。そして(佐々木)朗希。彼はワールドシリーズ制覇への過程で、我々に希望を与えてくれる存在です」

そう語った上で、リーバス氏は現在を“新たな章”だと表現。今回のイベントは単なる優勝記念イベントではなく、ドジャースが“日本のファンと共に歩んでいく意思”を繰り返し強調した。
「これは、ドジャースと日本の関係における“次のチャプター”なんです。だからこそ、私たちは今日ここにいます」
ワールドシリーズ連覇の喜びについて日本のファンと分かち合えることへの感謝を述べつつ、発足2年目を迎えた日本公式ファンクラブの未来についても言及した。
「まだファンクラブは“2年目”です。これからもっと成長していけると思っています。ドジャースと日本の関係を、さらに新しい高みへ連れていきたい。その未来を、皆さんと一緒に作っていきたいんです」

今後はパブリックビューイングや限定アイテム、チケット割引だけでなく、8月〜9月頃の発表をめどに「プレミアムなトラベルパッケージ(観戦ツアー)」を計画しているというサプライズも明かした。
「ワールドシリーズ優勝はチームだけのものではありません。応援してくれる皆さんと共有して初めて、本当のお祝いになる。ロサンゼルスでもここ東京でも、それは同じなんです」
最後は会場全体での「Let’s go Dodgers!」の掛け声で締めくくった。TOKYO NODEに集まったファンたちの熱気は、この2日間でさらに醸成された。
ジャッキー・ロビンソンから続いてきた歴史、野茂英雄が道を切り拓き斎藤隆が繋いだ時代、そして未来を創る大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希へ。
「Dodger Day in Tokyo 2026」は、ドジャースと日本の関係がさらに深く、強く結びついていることを象徴する期間となった。
(トークショー編へ続く)
