ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手がオンラインQ&Aセッションに参加
ファンからは野球の他にも幅広く質問が寄せられる
Q&Aセッションは日本時間の10時20分からスタート。ファンから寄せられた質問の中でも、特に関心を集めたのが山本の愛犬「カルロス」についてだった。
昨年夏にInstagramで初めて紹介して以降注目度は高まり、「始球式は?」「どんな性格?」といった声が寄せられていた。
山本はカルロスはボール遊びや運動にほとんど興味がなく、球場デビューは難しいという一面を明かしてくれた。
動物シェルターで出会い、その落ち着きが決め手となって迎え入れられた経緯についても語られるなど、愛犬との癒しのひとときを垣間見ることができた。
チームメイトに関する質問も多くあり 、「誰と仲が良いのか」「どんな会話をしているのか」といった問いも。仲の良い選手はさまざまいるという山本は一人、ブレイク・スネルについて紹介した。
「仲の良い選手はたくさんいますが、スネルはすごく無邪気で少年のような一面があって話していてとても楽しいです。 野球の話もすごく教えてくれますし、すごくいい関係だと思っています。 本当に楽しいチームメイトの一人です」

さらにファッションや音楽・登場曲など野球以外の話題にも広がるなか、“メンタル”についての質問も多くあった。ワールドシリーズやWBCといった世界最高峰の舞台でもその実力を発揮し続けていることから、ファンからの関心が寄せられた。
質問を受けた際、山本は「特別(メンタルが)強いわけではない」と語る。
緊張や不安はみんなと同じように感じる一方で、メンタルを支えているのが日々の準備と積み重ねであると答えた。
「これまで積み重ねてきた練習や準備があることで、自信につながっています。 その積み重ねがあるからこそ、大事な場面でも自分を信じて投げられるのだと思います。 成功体験がまた次の自信につながり、その繰り返しでメンタルも強くなっていくのだと考えています」
そして終盤の質問は「ドジャースに入団して良かったこと、大変なこと」について。ワールドシリーズ2連覇という偉業を達成し、世界最強とも言えるチームで自身も勝利を重ね続けている。
山本はドジャースの魅力そして、常勝軍団ならではの苦労などを述べた。
「良かったことは、勝つためにすべてを尽くすチームであることです。 選手のことを深く理解しようとしてくれる姿勢があり、自分のトレーニング方法なども尊重してくれます。 本当に『勝つためなら何でもやる』という組織だと感じました。
一方で、その分競争も非常に激しいです。 トップレベルの選手が集まっているので、常に結果を出し続ける必要があります。 それが成長につながる部分でもあり、大変な部分でもあります」
今回直接交流が実現し、日本のファンにとって想いが交差する特別な体験となった。海を越えた応援は、いまやリアルな体験へと変わりつつある。
世界的なスター選手の活躍を“観る”だけでなく、“つながる”へ。その価値は、発足からわずか1年で新たなフェーズへと確かに進んでいた。
(了)
