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【日本障害者カヌー協会 上岡央子】水上だと障害者と健常者が同じ立場でいることができる(後編)

――事務局として携わって1番楽しかった経験を教えて下さい。

上岡:選手と一緒に活動していることをメディアに紹介してもらったことですね。私はアスリートではありませんが、選手たちと同じ時期にカヌーを知りカヌーに携わりました。ですから選手たちとは同期であり戦友みたいなものだと思っています。だからこそ選手と一緒に活動するのは楽しいし嬉しいですね(笑)。

――選手と一緒に活動できるのは良いですね。上岡さんが思うカヌーの魅力を教えてください。

上岡:水の上で感じることができるのは障害関係なく「誰もが同じ感覚を味わえるところ」。各々が自由に楽しみ方を選択でき、どんどん自由に大きな目標に向けてチャレンジできるところですね。

私にとってカヌーとは幼いころから疑問に思ってきた「障害」という社会が作る隔たりの答えを教えてくれるもの。障害についてみんなで考えられるツールだと思います。

――カヌーを通じて何を伝えたいですか?

上岡:障害の有無関係なく、なんでも興味を持ってチャレンジして欲しい。そこから広がる世界が必ずあります。お互いに気づきを持って作ってもらいたいです。

――今後の目標を教えて下さい。

上岡:東京オリンピックを目指したアスリートと一緒に大きな舞台の経験をさせてもらいました。協会としてはこの経験をフルに生かしてパリに向けて毎日成長していきたいと思います。

個人的には、自分の経験を生かしてカヌー以外の場面でも、どんどん自由に大きな目標に向けてチャレンジできる機会を作っていきたいと思いますね。

<おわり>

上岡 央子/ウエオカ ヒサコ

中学時代は陸上に明け暮れる日々。
その反動で高校では特定の運動部に所属せず。
京都造形芸術短期大学卒業後、23歳で独立し大阪にインポートセレクトショップをオープン。
32歳の時、母から相談され障害者福祉の仕事を週1,2回手伝う。
2016年11月 日本障害者カヌー協会の法人化準備のため上京。
2017年4月 一般社団法人日本障害者カヌー協会設立。

一般社団法人日本障害者カヌー協会WEBサイト
一般社団法人日本障害者カヌー協会 Twitter

取材・文/大楽 聡詞
写真提供/(一社)日本障害者カヌー協会

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