――天龍さんVS大仁田さんの「王道」VS「邪道」の一戦ですね!

マンモス:天龍さんはあの試合でかなり嫌な思いをされたと聞きました。

――天龍さんのお気持ちは分かります。プロレス界の横綱である天龍さんが電流爆破のリングに上がるのは相当な覚悟を持って上がって見事に勝利されたわけじゃないですか。なのに試合後の新聞や雑誌は「大仁田、一年後引退」の話題に持っていかれたんですよ。「やってられない!勝った俺は何だったんだ!?」という気持ちになったと思いますよ。

マンモス:そうですよね。

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――2002年にFMWは崩壊しますが、その後ターザン後藤さんが旗揚げしたスーパーFMW、超戦闘プロレスFMW、FMW-Eという団体が誕生しています。未だにFMWという名前を題した団体は生まれては消滅しています。この現象についてマンモス選手の率直な感想をお聞かせください。

マンモス:大仁田さんがいる限りにFMWは死なないんですよ。

――大仁田さんはよくマイクで「FMWは絶対潰さん!」と言ってましたけど、もしかしたらその言霊は今も続いているのかもしれないですね。

マンモス:FMWって凄いブランド力があるんですよ。FMWの本筋は大仁田さんなんでしょうね。それが逆に悲しい部分もあって…。大仁田さんが去って頑張ってきた選手やスタッフはあまり言われないんですよ。

――結局、超戦闘プロレスFMWやFMW-Eもそうですが、大仁田時代のFMWを継いでいると思いますね。新生以降のFMWはあまりフューチャーされていないということですね。

マンモス:その通りです。ただFMWという名前を消さないのなら、大仁田さんの名前は欠かさないですね。

――現在はFMW-Eで電流爆破デスマッチは継続されています。あと最近は蛍光灯電流爆破バットまで誕生しています。近年は超花火とかで、有刺鉄線電流爆破バットを編み出してから、全国津々浦々で電流爆破をやれるようになりました。今は電流爆破乱発の時代ですよ(笑)。

マンモス:ハハハ(笑)。自分が観ていた時のFMWの電流爆破は最終決着戦というイメージが強かったんですよ。だけど今はどこまで電流爆破やりそうじゃないですか。

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