【DDTプロレス・アントーニオ本多】HARASHIMA、里歩と組んでKO-D6人タッグ王座に挑戦。異色トリオでEruptionからベルト奪取を目論む!

――大学卒業後、プロレスラーになりたいという気持ちはありましたか。 

本多:自分みたいなものがプロレスラーにはなれない、と思っていました。学プロは楽しくてOBとして続けていましたが、プロレスとは違うと考えていましたね。 

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――でも坂井選手から声をかけられてDDTの「マッスル」で、プロレスラーとしてリングに上がることになったんですよね?

本多:マッスルは、学プロも含めた「どインディー」を集めたプロレスだったので、自分がやってきた学プロと、そんなに違いは感じませんでした。 

――マッスルは実験的なプロレスでしたよね?

本多:初期のマッスルは演劇的な要素がありました。自分は演劇の経験があるのでセリフを言うことは出来ました。ただ気持ち的な部分で学プロの延長で出場したので「プロレスデビュー」とは感じませんでしたね。

――その後、DDTに参戦しますが、どのあたりで「プロレスラー」として目覚めましたか?

本多:当時、ディック東郷選手がDDTに所属していて練習を教えてくれました。それに参加してからです。

 学プロ時代は、見よう見まねで技を練習していましたが、初めてキチンとしたプロレスの技術を教わってプロレスラーとしての感覚が芽生えました。 

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――東郷選手の指導は厳しかったですか? 

本多:全然厳しくないです。人間は一人一人違った個性があるので、型にはめるのではなく、「その選手が持っているものを伸ばす」と言うコンセプトで指導してくれました。 

とても発想が自由な方ですね。あと面白いことが大好きなんですよ。自分がマッスルに出場している姿を観て、東郷さんがマネージャーに抜擢してくれました。 

だから最初、私はDDTにレスラーとしてではなく東郷さんのマネージャーとして参加したんです。

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