約1年の欠場を経て2025年6月に復帰した壮麗亜美。激闘の半年間を振り返る

復帰直後の「5★STAR GP」と、目の上のたんこぶ
――復帰して約1ヶ月後、7月27日から『5★STAR GP』が開幕しました。膝の状態は大丈夫でしたか?
壮麗:6月に復帰した理由のひとつに、やはり『5★STAR GP』に向けてコンディションをしっかり調整したかったという思いがありました。
6月の復帰から7月の試合を意味のあるものにし、リーグ戦でしっかり爆発させる。その流れは作れたのかなと思っています。
――結果として、ブルースターAブロックで決勝進出の活躍。以前よりも力強さを感じました。
壮麗:パワーアップして帰ってくるつもりでリハビリと並行してトレーニングをめちゃくちゃやり込みましたから。
欠場する時、私は「120パーセントの状態になって帰ってきます」と宣言したんです。体をただ絞るのではなく、しっかり作り直して改めて復帰する。その準備はできていました。
――その復帰のタイミングで、強力なライバルも現れましたね。
壮麗:そうなんです!私が復帰した6月の代々木大会でボジラが現れたんですよ。2025年、スターダムからパワーファイター舞華が長期離脱。そこを私が埋めていくつもりだったのに……。まさに「目の上のたんこぶ」というか(苦笑)。
あの日から「ボジラには、絶対にシングルで負けられない」という強い気持ちが芽生えたので、それが『5★STAR GP』に向けた良いモチベーションになりました。
