小島&タイチの”チーム100(ワンハンドレッド)”が毘沙門を下し2点獲得
20日、新日本プロレス・後楽園ホール大会にて『WORLD TAG LEAGUE 2025(WTL)』が開幕。Aブロック公式戦にて、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIの“毘沙門”と、タイチ&小島聡の新タッグが激突した。
タイチが語る#1 過酷すぎた高校生活と“40万円の財布紛失”が導いた運命の転機
『WTL』3連覇を果たしている毘沙門は、今大会で2年ぶり4度目の優勝を狙う。一方、前IWGPタッグ王者のタイチは、パートナー・石井智宏の負傷欠場により急きょ小島聡とのタッグでリーグ戦に臨む。
かつて小島が率いた“小島軍(仮)”をタイチが裏切った過去の因縁もあるだけに、両者のタッグは開幕前から注目を集める。
試合は序盤、毘沙門がタイチの左膝を集中的に攻める展開。レッグスプリットやエルボードロップで追い込み、タイチを何度もフィニッシュ寸前まで追い詰めた。
だが中盤、小島が意地のマシンガンチョップで攻勢を立て直すと、串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」を叫び、後藤にダイビングエルボーを投下。
タイチもローリング袈裟切りチョップでYOSHI-HASHIに反撃。膝を痛めながらもパンタロンを脱ぎ、天翔十字鳳を狙う気迫を見せた。
終盤は4人が次々と大技を重ねる白熱の攻防へ。毘沙門がタイチに”消灯”を狙うと、小島が延髄ラリアットでカット。さらに後藤にはタイチ&小島が“サンドイッチラリアット”を叩き込み、流れを変える。
最後は小島のラリアットからタイチがブラックメフィストをYOSHI-HASHIに決め3カウントを奪取。タイチ&小島が逆転勝利を飾った。
試合後、タイチは「たった半年のクソみたいな絆で勝つこともできるんですよ」と胸を張り、小島も「絶対優勝してやっから。いろんなヤツ見返してやるよ」と力強く宣言。
石井の欠場を埋める形で急造されたタッグが、開幕戦で強豪・毘沙門から価値ある白星を獲得。Aブロックは早くも混戦必至となりそうだ。
>>>タイチ、小島聡に熱烈エール!「あの時の小島聡を出してくださいよ」
