ジュニアスポーツに特化したトレーニングを提供する株式会社Athlete Works(アスリートワークス)は、兵庫県の『やね整骨院』のトレーナーを対象に、初めて「ジュニア世代の指導法」研修を実施した。

「ゼロからプラス」整骨院の指導力強化
近年、全国の整骨院や接骨院の数は増加傾向にあり、地域の患者様へ質の高いサービスを提供するための専門技術の向上が業界全体の課題となっている。
『やね整骨院』は、痛みの治療後もトレーニングで体を整え、ゼロの状態からプラスへ導く真の根本治療を目指している。患者の体づくりを支える取り組みの一環としてトレーニング指導を導入していたが、特に成長期のジュニアアスリートへの指導力を高めるため、ジュニアスポーツ特化型トレーニングを提供するアスリートワークスと連携した。
研修は2025年10月から11月にかけて、1日3時間、全5日間の実践的なプログラムを通じて指導力の強化を図った。

指導実績に基づく実践的カリキュラム
研修の目標は、トレーナーが「現場で即実践できるレベル」になることだ。アスリートワークスが持つ約30項目の研修カリキュラムから、ジュニア指導の核となるプログラムを厳選しカスタマイズ。これまで800人を超える会員生徒への指導で蓄積された豊富な事例とノウハウがプログラムの基盤となる。
主なプログラムとして、子どもの成長段階に応じた「発育発達とコアトレーニング」や、野球などの競技特性をトレーニングに反映させる「競技特性研修」を提供。また、高い成約率を誇る「体験会の研修」では、顧客獲得の手法やクロージングのポイントを具体的に共有する。
受講者からは、すぐに実践・改善できる点が多かったとの高い評価を獲得した。

「心・技・体」を総合的に育む
体の技術指導に留まらず、アスリートワークスが理念とする「心・技・体」のうち「心」に焦点を当てたメンタルサポート方法も紹介。試合時の心構えや、精神的な支援方法の習得を目指す。
さらに、成長期に不可欠な栄養知識として五大栄養素の基礎からエネルギー代謝の仕組みまでを解説。指導者が保護者や選手に行うべき食事アドバイスのポイントも網羅。
受講者アンケートでは、全カリキュラムを通じて満足度100%という極めて高い評価を得た。子どもとの関わり方や初回説明の重要性など、多岐にわたる学びがあったとのコメントが多数寄せられた。

地域支援とトレーナー育成サービス
今回の指導法研修での成功は、アスリートワークスのジュニア特化型ノウハウの有効性を他施設においても有効であると証明した。
今後もアスリートワークスは、この豊富な知見と「心・技・体」を総合的に育む独自の指導メソッドを活かし、地域の子どもたちの健やかな成長支援を継続。整骨院業界をはじめとする他施設との新たな協働の可能性を見据え、トレーナー育成サービスとしての取り組みを本格的に進める方針だ。
記事/まるスポ編集部
