
プロバスケットボールB.LEAGUE B2の横浜エクセレンスは10月13日、『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦』ホーム開幕節として、鹿児島レブナイズとの2連戦を横浜武道館で開催した。横浜移転後B2でのホーム初戦となったGame1は、前売りでチケットが完売となるなど高い注目度。満員のアリーナでクラブの新たな歴史を刻む戦いはGame1を86対75で勝利したものの、Game2を94対107で落とす1勝1敗の五分での決着となった。

歴史的なB2ホーム初勝利
クラブ史上、横浜移転後初めてのB2ホーム開幕戦となったGame1。体調不良や負傷による主力の欠場など、厳しいロスター編成での戦いを強いられる。しかし、古巣戦となった上良潤起選手がB2通算1,000得点を達成する3Pシュートでチームを牽引する。さらに、永野威旺選手、木下大南帆選手の若手2選手も得点を積み重ねるなど躍動。1Qをリードして終えると、2Qで一時逆転を許すも後半は守備強度を向上した。3Qを12失点に抑える堅いディフェンスで優位性を確保し、第4Qではトレイ・ボイドIII選手らが要所で得点を重ね、最終的に86対75で勝利を掴んだ。横浜移転後、B2の舞台で手にした記念すべきホーム初勝利だ。

Game2は猛追も及ばず
翌日のGame2は、Game1に引き続き上良選手がチームを牽引し、1Qを僅差のリードで終える好発進。しかし、2Q開始直後から約2分間無得点に抑え込まれるなど、鹿児島の積極的なプレーにペースを乱され失速。このクォーターを12対31と大きく落とし、前半で15点ビハインドを背負う展開となる。後半、チームは粘り強いディフェンスから得点を重ね、3Qには一時5点差まで詰め寄る猛追を見せる。満員に迫るアリーナの熱気も高まる中、追撃も及ばず再び鹿児島に主導権を握られることに。最終的に94対107で敗戦を喫し、ホーム開幕節を1勝1敗で終える結果となった。

次戦は岩手との激突
横浜エクセレンスの次戦ホームゲームは中1日で迎える10月15日水曜日、岩手ビッグブルズとの一戦。横浜武道館を舞台に、連敗を避けて再び勝利を掴むための熱い戦いが期待される。
記事/まるスポ編集部