
BMXライダー 荘司ゆう選手が、中国・上海で開催されたアーバンスポーツの祭典『FISE SHANGHAI』にて見事な優勝を達成した。FISEシリーズ初戦のフランス大会に続く2連続優勝という快挙だ。
悪条件を乗り越えた完璧なラン
初めての挑戦となった『FISE SHANGHAI』の舞台。現地特有の難しい路面状況と、競技に影響を及ぼす暴風という悪条件に練習中から苦戦を強いられた荘司選手。
しかし、決勝ではその状況を打破すべく持ち前の高い対応力を発揮した。演技構成を急遽変更するという大胆な決断が功を奏し、決勝では一度もミスなく完璧なランをみせた。この圧倒的な演技内容が世界大会での劇的な優勝につながった。
FISEシリーズ2連続優勝の快挙達成
今回の『FISE SHANGHAI』での優勝は、FISEシリーズ初戦であるフランス大会での勝利に続く2連覇という偉業。世界各地から強豪が集うトップレベルの大会において連続して頂点に立ったことは、荘司選手がBMXフラットランド界の若きエースであることを改めて世界に印象づける結果となった。
荘司選手がスポンサー契約を結ぶ株式会社ビーズインターナショナルもこの快挙を祝福。ファッション・アートといったストリートカルチャーとともに、アーバンスポーツのさらなる盛り上げを目指す姿勢を改めて強調した。

選手プロフィール:荘司 ゆう(しょうじ ゆう)
生年月日:2002年1月1日
出身地:千葉県
主な経歴:10歳でBMXを始め、その魅力に傾倒。2023年5月の世界大会『FISE MONTPELLIER』で初優勝。同年8月には各国代表のみが参加できる『UCI WORLD CHAMPIONSHIPS』でも優勝を飾り、『第72回日本スポーツ賞』を受賞。国内外で注目を集めるトップライダー。
記事/まるスポ編集部