
国内パルクール界の頂点を決定する『第6回 パルクール日本選手権』が、2025年10月11日から13日の3日間にわたり、東京・livedoor URBAN SPORTS PARKにて開催された。最終日となる13日、最も注目を集めた男子フリースタイル決勝戦は、大貫海斗選手が見事なパフォーマンスで優勝した。
圧倒的な技術力で栄冠
注目の男子フリースタイル部門決勝、大貫海斗選手は技術と創造性が融合した圧巻のルーティンを披露。ダイナミックかつ正確無比なムーブメントは、審査員から最高水準の評価を獲得し、激戦を制した。この勝利は、日本のパルクール界に新たな風を吹き込む若き王者の誕生を強く印象づける出来事だ。2位には鈴木智也選手、3位には上原貴博選手という結果。
熱狂の3日間
大会の舞台となったのは、東京都江東区に位置するlivedoor URBAN SPORTS PARK。アーバンスポーツの熱気を体現するこの特設会場で、選手たちは重力を感じさせないアクロバティックな技の数々を披露した。日本選手権と並行し、『パルクール・ネクストジェン選考会』も同時開催され、未来の日本代表となる若き才能を選出する重要な場となった。
世界を見据える日本代表選考の意義
本選手権は、来たる世界選手権やジュニア世界選手権への日本代表選手を選出するための極めて重要な位置付けされる。優勝した大貫選手をはじめとする上位入賞者は、今後の国際大会での活躍が大きく期待される逸材たち。選手の技術向上とパルクール競技の普及を目的とする本大会は、世界と戦うための日本パルクール界全体のレベルアップを促すステップアップの機会となった。
記事/まるスポ編集部