

小酒部には試合後、開幕に当たって掲げた自身のテーマを訊いた。
「ディフェンスではトーンセットと言いますか、自分自身がフィジカル的に戦うことで、チームにもいい刺激が与えられると考えて、ディフェンスにおけるリーダーシップを発揮できるよう心かげています。
ここからブラッシュアップしていきたいのは判断力。例えばピックアンドロールを使った時に、積極的に行けずパスを回すケースもあるので、自分で積極的に行くか行けないかの判断をもっと磨いていきたいです」
この試合はサイズが30得点・フォスターが19得点をマークするなどオフェンス面も機能したが、デイニアス・アドマイティスHCは「とてもアグレッシブなディフェンスが目立ち、それで流れを我々の方に引き付けられた」とその要因を語っていた。
小酒部も「アルバルク東京はディフェンスのチームだと思っている」と語っており、「ディフェンスを決めることで必然的にオフェンスもいい流れにできると考えていますし、今日はそれを体現できたと思っています」と振り返った。