
ソフトバンク・上沢がCSで古巣と直接対決へ(画像はイメージ)
ソフトバンクと日本ハムが戦うパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ。
オリックスとのファーストステージを勝ち上がってきた日本ハムが王者・ソフトバンクに挑むも、ここまでソフトバンクが2連勝。アドバンテージ1勝を含め早くも王手をかけた。
そして第3戦の予告先発はソフトバンク・上沢と日本ハム・伊藤と発表されている。上沢にとっては23年まで在籍した古巣と大舞台で戦うこととなった。
上沢は日本ハムで12年プレーし、23年オフにポスティングシステムでMLBへと挑戦。
しかし、レイズとマイナー契約を結んだものの3月に契約を破棄し、レッドソックスへ移籍したが、ここでも2試合登板に終わり日本球界復帰を決断した。
この両チームからオファーを受け、「簡単な決断ではなかった」と悩みながらも4年総額10億円プラス出来高払いの大型契約でソフトバンクに入団した。
「この決断が良かったと思えるように、自分の野球で示せたら」と語った右腕はその言葉通り先発ローテーションの一角を担い、キャリアハイに並ぶ12勝(6敗)を挙げた。
8月には月間MVPも受賞するなど、同月以降は無傷の6連勝でチームのリーグ優勝に貢献した。
日本ハムとはオープン戦とレギュラーシーズンでそれぞれ1試合ずつ登板し、2敗を喫している。
エスコンフィールド北海道での登板はなく、2試合ともみずほPayPayドーム福岡で投げていた。試合前にはレフトスタンドのファイターズファンから大ブーイングが飛ぶなど異様な雰囲気の中でのマウンドだった。
なお、今回投げ合う伊藤は上沢がソフトバンク入団決定時、本拠地開幕戦での先発が決まっていたことから、
「僕のホーム開幕戦に来るんじゃないですか?志願してでも来るんだろうなと思っています。それぐらいはしてくれないと、ファイターズファンも納得いかないかなと」とコメントしており、今回ついに直接対決が実現した。
上沢の勝利でソフトバンクが日本シリーズを決めることになるのか。その対決は今日福岡で行われる。
記事/まるスポ編集部
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