
2025年10月3日(金)、5日(日)にTOYOTA ARENA TOKYOで行われた『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 第1節』。宇都宮ブレックスは優勝候補の一角であるA東京を相手に、Game1を81対56、Game2を66対64で制し、最高の形でシーズンインを飾る快挙を達成。新加入のニュービル選手らが躍動し、ブレックスらしい堅守速攻のバスケットを展開した。
Game1:圧倒的な攻撃力と堅守で大勝
3日の初戦Game1は、宇都宮の支配的な展開。 第1クォーター、ニュービル選手がシーズンの初得点を含む連続得点でチームを牽引。エドワーズ選手がバスケットカウント、ジェレット選手、星川選手が3Pシュートを沈め、25対15とリード。 第2クォーターでは、遠藤選手が3P、比江島選手のジャンパーなどで流れを渡さず、粘り強いディフェンスで失点を最小限に抑制。45対27とリードを広げ前半を終了。 後半もニュービル選手、エドワーズ選手、ジェレット選手らが着実に加点し、最終クォーターではフォトゥ選手、星川選手もリングにアタック。終始集中を切らさないブレックスが81対56と大差での勝利となった。
Game2:緊迫のシーソーゲームを全員バスケで制す
続く5日のGame2は一転、激しい接戦となる。 第1クォーター、A東京の先制3Pに対し、ニュービル選手がすぐに3Pで応酬。比江島選手、フォトゥ選手も得点し、22対18と僅かなリードで終了。 第2クォーターは得点に苦しむ時間帯となるが、比江島選手のアシストから遠藤選手が3P、高島選手が巧みなステップで加点するなど粘りを見せ、35対32で前半を折り返す。 第3クォーターでは一時逆転を許すも、エースのニュービル選手がバスケットカウントや連続3Pシュートを決め、再び主導権を確保。53対46で最終クォーターへ。 第4クォーターはA東京の猛追を受け、激しい我慢の時間帯に突入。しかし、土壇場でニュービル選手が連続3Pシュートを沈め、フォトゥ選手がインサイドで踏ん張る。最後まで「全員で守り切る」ブレックスの伝統的なスタイルを貫き、66対64で強豪との接戦をものにした。
週末には待望のホーム開幕節
宇都宮ブレックスは、このアルバルク東京戦での連勝を勢いとして、10月11日(土)・12日(日)にホーム開幕節を迎える。ブレックスアリーナ宇都宮にて島根スサノオマジックと対戦。来場者全員に2シーズン連続MVPのニュービル選手のバブルヘッドをプレゼントするなど、ファンへの感謝を込めたイベントも計画中だ。
記事/まるスポ編集部