
ウルフ・アロンは「1月4日のデビュー戦、EVILとやらせてください」と対戦要求
13日、新日本プロレス・両国国技館大会。NEVER無差別級選手権試合で挑戦者EVILが王者ボルチン・オレッグを撃破し、反則まみれのダーティーファイトでNEVER王座を強奪した。
EVIL、NEVER王者ボルチンを襲撃し挑戦表明「次はこのオレだ!」
序盤からボルチンがパワーファイトで怒涛の猛攻。しかしEVILはレフェリーを盾に取り、ディック東郷、高橋裕二郎、ドン・ファレらH.O.Tの面々が次々と乱入。リングは無法地帯と化した。
終盤、DOUKIの鉄パイプ殴打でボルチンがひるんだ隙を突き、最後はEVILが必殺”EVIL”でとどめを刺し勝利。王座はEVILの手に渡った。
試合後、EVILはH.O.Tの面々をリングに呼び込むとマイクで挑発を続け、「ボルチンよ!残念だったな、このザコが!」と高笑い。さらに東郷がボルチンの首をチョーク攻撃で締め上げると、ヤングライオンたちが救出に入るも返り討ちに。完全制圧の空気が漂う中、リングに飛び込んできたのは、なんとウルフ・アロンだった。
ウルフは裕二郎のケインを奪って払い腰を決め、さらに金丸義信、東郷を次々と投げ飛ばすと、EVILと一触即発に。EVILが胸ぐらをつかみ「誰に手を出してんだ、コノヤロー!」と怒鳴ると、ウルフも胸を突き飛ばして応戦。会場は大歓声に包まれた。
試合後、ウルフはバックステージで「まだ練習生ですが、今日は頭で考える前に本当に体が動いてしまった。正直今の立場で僕が言っていいことではないと思うんですけど、1月4日のデビュー戦、EVILとやらせてください」と対戦要求した。
一方、EVILは「ウルフ・アロン、いち練習生の分際で生意気な真似してくれたな、この野郎。死ぬ覚悟があるなら叩き潰してやるからな。分かったか。よく覚えとけ!」と言い放った。
記事/ミライカ