
9.10後楽園、初挑戦でフューチャー王座奪取はならなかったが、まだまだ同王座を諦めていない“姫ゆりあ”
プロレスを志したきっかけと「STARS」への加入
――そもそもプロレスを志したのはどうしてですか?
ゆりあ:家族で初めてプロレスを観戦した時に、すごくいいなと思って。私は好奇心旺盛なので、何でも「とりあえずやってみたい」と思っちゃう性格なんです。
――それはいつ頃、どの団体だったのですか?
ゆりあ:2018年のドラゴンゲートさんの宇都宮大会で、親に初めて連れて行ってもらいました。もともとネットでは見ていたのですが、会場で観たリングがすごくキラキラしていて。
その時、自分と一番下の妹がハマってしまいました。月1回の後楽園や、行けるところがあれば会場に足を運びました。

――特に好きな選手はいらっしゃいましたか?
ゆりあ:入り口は、Ben-K選手でした。あまり多くを語らないのに、試合ではすごく強くて。自分もスピア(技)をやりたいな、と当時は思っていました。
――ところで5★STAR GPで飯田沙耶選手との対戦を経てSTARS入りですが、もともとユニットへの加入は考えていたのですか?
ゆりあ: 実は、もともとは違うユニットを考えていたんです。練習生の時から、白川未奈選手に憧れていて、“E neXus V”に入りたいと思っていました。
ただ、いろいろ状況も変わり、「この先どう頑張っていこうかな」と考えた時、STARSの方々がすごく熱心に練習を見てくださったんです。遠征終わりや遠征中も、時間があったら「見るよ」と言って練習に付き合ってくださって。
最初は、羽南選手のような「太陽の象徴」といったSTARSのキャラクターは、どちらかというと「夜」のイメージが似合う自分には合わないかなと思っていたんです(苦笑)。