株式会社紙資源は、プロサッカークラブ・アビスパ福岡と協働で推進するシャレンプロジェクト「エコパスチャレンジ」の一環として、オリジナルトイレットペーパーをベスト電器スタジアムへ寄贈。福岡県内の企業やファン・サポーターから回収された資源物をリサイクルし、その収益の一部を活用してクラブカラー(ネイビー)の特製ペーパーを製作した。スタジアム来場者に対しリサイクル活動の成果を身近な形で示す新たな試みとなる。
資源リサイクルを「見える化」するエコパスチャレンジ
今回のオリジナルトイレットペーパー寄贈は、地域社会の協力で集められた資源物を有効活用し、そのリサイクル活動の成果をスタジアムで具現化したもの。このエコパスチャレンジプロジェクトは、「身近にできるSDGsの普及」「福岡の街にもっとネイビーカラーを増やす」「本業から生まれる社会貢献」の三つの柱に基づき推進されている。資源循環型社会の実現と、地域住民がクラブを支える活動への参加意識向上を目的とした持続的な取り組みとして、紙資源社は本業を通じた社会貢献を軸に地域とクラブが一体となる共生社会の実現を目指す姿勢だ。

スタジアムと東平尾公園区域内での使用開始
この特製トイレットペーパーは、2025年10月4日(土)より、ベスト電器スタジアム内のメインスタンドやバックスタンド、さらには東平尾公園区域内のトイレといった複数の箇所で順次導入される。来場者が日常的に利用する場所でリサイクルの成果を目にすることで、SDGsへの意識を高め、自身がクラブを支援する活動に参加しているという実感を促す効果があり、株式会社紙資源とアビスパ福岡は今後も継続的なプロジェクトの展開を通じ地域に根差した社会貢献活動を一層強化していく方針だ。
記事/まるスポ編集部
