
株式会社コロプラ所属の視覚障害者柔道選手、藤原由衣が2025年8月18日、エジプト・ギザで開催された「IBSA柔道グランプリ大会」において、女子J2W・52kg級で準優勝の銀メダルを獲得した。世界トップレベルの柔道家が集結する国際大会での快挙達成だ。
世界の舞台で輝く、若き柔道家の挑戦
IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)が主催する「IBSA柔道グランプリ大会」は、視覚障害者柔道における国際的な権威ある大会として知られる。世界100カ国以上から選手が集いしのぎを削るこの舞台で、藤原選手は持ち前の柔道スタイルを貫き決勝へと駒を進めた。
惜しくも優勝には手が届かず銀メダルという結果に終わったが、藤原選手は「悔しい結果」としながらも、「自分の柔道ができたところもあった」と振り返った。また、「課題点や反省点も見つかり、まだまだ強くなれることを実感した」と述べ、さらなる成長への意欲を示した。常に前向きな姿勢で次なる目標に向けて精進していく決意を語っている。

コロプラが支援する「アスリートの活躍」
藤原選手が所属するコロプラは、「Entertainment in Real Life」をミッションに掲げ、エンターテインメントを通じて社会に感動を届けることを目指している。同社はトップアスリートが競技に安心して打ち込める環境を提供し、その活躍を支援。現在、藤原選手を含め4名の現役アスリートが所属しており、彼らの活動や実績を紹介する特設ページも開設されている。
また、同社はパラアスリートや障がいを持つ人々が活躍できる社会の実現に向け、ダイバーシティ(多様性)の推進にも積極的に取り組んでいる。アスリート支援のみならず従業員のメンタル・フィジカル両面からの健康サポートも継続的に行うなど社会貢献活動にも注力している。
今回の藤原選手の銀メダル獲得は、コロプラが掲げる「エンターテインメントを通じて社会に感動を届ける」というミッションを体現するものであり、同社のパラアスリート支援が実を結んだ形と言える。その活躍は多くの人々に勇気と感動を与え、今後のさらなる飛躍が期待されるだろう。

選手プロフィール:藤原由衣
- 所属:株式会社コロプラ
- 主な戦績:
- 2025年 IBSA柔道グランプリ大会 ギザ2025 女子J2W・52kg級 準優勝(銀メダル)
- 他、国際大会での入賞多数
記事/まるスポ編集部