
――王道トーナメント覇者として昨年10月、当時三冠王者の青柳優馬選手に挑戦。敗れた綾部選手は「挑戦者として順番が1番後ろになった。三冠王者の前に立つには何かしらの勲章が必要だ」と。
綾部:全日本の中で“三冠王座”は至宝のベルト。「挑戦したい」と言えば誰でも挑戦させてくれる簡単なベルトではない。
本田は、実績がないからこそ頭脳を使ってチャンピオンが1番嫌がることをして挑戦権を獲得しました。
ただ僕の場合、力で挑戦権を獲得したい。そういう意味では「王道トーナメント2連覇」は肩書として持ってこいだと思うし、昨年同様「王道トーナメントで優勝したけど三冠取れませんでした」で終わるつもりはない。
トーナメント初戦、8.31神戸で斉藤ジュンと戦う時、彼が三冠王者かどうか分からないけど、昨年の安齊戦しかり1回戦から三冠王座獲得経験者と当たるのは燃えます。
――王道トーナメントに向けて意気込みをお願いします。
綾部:王道トーナメントといえば、完全に「綾部蓮の王道トーナメント」になってしまうでしょう。最初に斉藤ブラザーズファン、斉藤ジュンファンには本当に申し訳ないが、ジュンは8.31神戸の1回戦で早々にいなくなってしまう。
現三冠王者を倒し、勢いそのままに9月15日の後楽園で準決勝、決勝と勝って昨年と同じようにあの優勝トロフィーを今年もいただこうかな。
<インフォメーション>
8.24(日)後楽園、全日本プロレス「第12回 王道トーナメント」が開幕。全16選手が出場、後楽園では一回戦の宮原健斗vs真霜拳號、青柳優馬vs野村直矢、“ミスター斉藤”土井成樹vs関本大介が激突。詳しくは全日本プロレスWEBサイトをご確認ください。