
7月19日、札幌・北海きたえーるでG1 CLIMAX 35が開幕。Bブロック公式戦では、ゲイブ・キッドとKONOSUKE TAKESHITAが激突した。
3年連続3度目の出場となるゲイブは、6月15日の大阪大会で辻陽太を破りIWGP GLOBALヘビー級王座を獲得。7月4日の東京武道館で棚橋弘至相手に同王座をかけて初防衛に成功した。

一方、2年連続2度目の出場となるTAKESHITAは、新日本プロレス・AEW・DDTの3団体に所属。公開会見でゲイブに対し「強くて、すごくて、おもしれえプロレスを俺が見してやるからよ!」と自信満々に語っていた。
白いガウンを身につけた“ジ・アルファ”TAKESHITAはロッキー・ロメロと共に入場。対するゲイブは、IWGP GLOBALヘビー級ベルトだけを身にまとって登場。
試合は両者がいきなりフルスロットル。TAKESHITAのジャーマンスープレックスにゲイブは着地。場外ではゲイブがTAKESHITAを激しく鉄柵にぶつける。

リング内に戻るとゲイブは強引にTAKESHITAを持ち上げ場外にブレーンバスター。なんとか場外マットに着地した両者であったが、TAKESHITAが垂直落下式ブレーンバスターを見舞う。
TAKESHITAのワガママをキャッチしたゲイブは、至近距離からニーを打ち込む。ゲイブはラリアットを放つが、TAKESHITAもゲイブの後頭部にヒジを叩き込み、最後はチキンウィングフェイスロックで締め上げるとゲイブはピクリともせず動かない。レフェリーが試合を止めてレフェリーストップ。TAKESHITAがG1 CLIMAX初制覇に向けて白星発進。