
2024年7月からの長期欠場を経て、壮麗亜美(God’s Eye=ゴッズアイ)が遂にリングに帰ってきた。6月21日代々木大会、H.A.T.E.との8人タッグで復帰した壮麗はワールド王座の上谷沙弥に直接フォールを奪われて敗北を喫したものの、堂々と宣戦布告。その不屈の闘志は健在だ。約1年ぶりのリングに戻った壮麗は何を思い、何を考えているのか…。(取材・文/大楽聡詞)
目次
約1年ぶりのリング復帰、そして「前十字靭帯のない状態だった」と衝撃の告白
――約1年ぶりのリングはどうでしたか?
壮麗:ものすごく悔しい。復帰戦で「怪我をせずリングを降りた」っていうホッとした気持ちもあるんですけど。
戦いとしてはH.A.T.E.にめちゃくちゃにされてしまったので。1年前の雪辱も果たせなかったので絶対にやり返してやる、という気持ちが更に強くなりました。
――昨年7月にケガで欠場。長期欠場中、スターダムの風景がガラリと変わりましたね。
壮麗:不安がなかったと言えば嘘になるんですけど。それ以上に復帰したあと、「スターダムのリングで、どんなことをしてやろうか」と考え、ワクワクしていました。
――6月21日代々木大会で復帰しましたがリングの感触はいかがでしたか?
壮麗:動き的には、そこまで悪くなかったんじゃないかな。そもそもスターダムのリングに初めて上がった時から約2年間、左膝の前十字靭帯がない状態で試合をしていました。 今は再建手術をして、バッチリな状態です。ですからグラつくことがないですし、1年前に比べたら一層良くなっています。
1 2