
家族の絆と高梨将弘へのエール

出場選手がリングに集結すると、大鷲の母親・徳子さんがリングに登壇。徳子さんは、大鷲がプロレスラーになるべくアニマル浜口ジムと深夜のアルバイトに奔走していた頃のエピソードを披露した。
そして「相撲の巡業の時に最後に歌う歌があるんですよね」と歌い出す。大鷲は「どんなメンタルしてるんですか!」と突っ込み、会場は大爆笑に包まれた。「17歳で家出て、相撲界行って、プロレス行って、親孝行できなかったけど、これからは近くで一緒に頑張っていきましょう」と、親子で微笑み合った。
【DDTプロレス 高梨将弘】闘龍門という団体で自分は埋もれてしまう…(第1回)
そして最後に、今年3月に首を負傷し、現在治療中の高梨将弘に言及。「今日この場にいるはずだった」として、「あいつは俺ら悪冠一色にとって弟みたいな存在だ。あいつは今、病院でメチャメチャ頑張ってリハビリしてる。あいつはまだ、前向いている。いつか絶対戻ってくるって信じてるんで、みんなも応援してあげてくれ」と呼びかけ、感動的な夜を締め括った。
<インフォメーション>
2026年、大鷲透デビュー25周年記念興行「ルチャンコ・メモリアル」が開催予定。参戦選手の第一弾としてゲイ・ウラノが発表された。今後の発表は大鷲透選手のXをご確認ください。
療養中の高梨将弘選手には、以下のサイトから支援することができます。
高梨将弘オンラインストア http://takanashi-online.shop
チョコプロ/通販サイト https://gtmv.thebase.in/categories/6703750
GoFundMe http://gofund.me/8296db05
Pro Wrestling Tees https://prowrestlingtees.com
取材・文/藤本桃子