
ーー5月10日新宿大会の2回戦、正田壮史選手との対戦でした。正田選手は「大和魂をぶつける」と意気込みを語っていました。
樋口:「真正面から来たな」っていう感じでしたね。想定外というわけではないですが、「そう来るのか。じゃあ、受け止めてこちらも真正面からいきますよ」と思って向き合ったつもりです。
ーー5月25日後楽園大会、準決勝は上野勇希選手との対戦です。共にKO-D無差別級王座の戴冠記録がある者同士の闘いになります。
樋口:自分がベルトを保持していた時期や、上野が王者の時期もあったけど、今の現状をぶつけるしかないと思っています。新鮮な気持ちで臨もう、と。それこそ、1試合、1試合を大切にしていこうという感じです。
ーー上野選手を突破した先にいる、KANON選手か岡谷選手については、まだ考えていないということですか?
樋口:毎回思っていることですが、まず、上野と試合してみてからでないとわからないです。