【全日本】斉藤レイと菊田円の “ヒップ対決” はレイが制す!「次も俺のデケぇケツでしっかりと相手してやるぜ!」

5.6後楽園大会、レイは菊田円に勝利し優勝決定トーナメント進出に首の皮一枚つながった

5月6日、後楽園ホールにて「チャンピオン・カーニバル 2025」が開催。Aブロック・Bブロックに分かれ、全18選手が参戦。Bブロックでは斉藤レイ vs 菊田円のシングルマッチが行われた。4月29日岡山大会終了時点で、レイは勝ち点4、菊田は勝ち点8とリードしていた。

菊田はDRAGONGATE(ドラゴンゲート)所属で、“尻爆弾小僧” の異名を持つ。強烈なヒップアタックを武器に戦う選手だ。

前日の5月5日ドラゴンゲート愛知大会では、ヒールユニット「Z-Brats(ズィー・ブラッツ)」に加入したばかり。全日本プロレスの “王道スタイル” に対して、どんな “ワルさ” を見せるのか注目が集まった。

一方、レイは優勝決定戦進出へ向けて勝ち点を落とすわけにはいかない。身長192cm、体重150kgの超ヘビー級の体格を誇るレイは、SNSに「ケツのデカさじゃ負けてねえぜ!?」と投稿。2人による “ヒップ対決” にも期待が高まった。

試合は両者リングに上がると頭をぶつけて睨み合い。レイが自身のヒップを叩いて挑発。序盤から壮絶なチョップ合戦。

菊田はレイに唾を吐きかけ、会場から大ブーイングを浴びる。場外戦では、レイが観客のタオルで菊田の首を絞める荒々しい攻撃を見せ、菊田も負けじとレイの応援ボードで殴打し反撃した。

レイは菊田に “150kg” のヒップドロップを炸裂させる。悶絶する菊田だったがヒップアタックで反撃。さらにセカンドロープからヒップアタックが決まるも、カウント2で肩を上げるレイ。

菊田は鋭いラリアットを放ち勝負をかけるが、最後はレイの強烈なアイスバインが炸裂。菊田をリングに叩きつけ、3カウントを奪った。レイが勝ち点を6に伸ばし、優勝決定戦進出へ向けて大きく前進した。

CC2025 Bブロックの菊田は綾部蓮、本田竜輝戦を残す

試合後、菊田は「全日本プロレス、なんてスケジュール組んでやがんだこの野郎。俺昨日、金網マッチしてるんだぞ。一生恨むからな。孫の代まで、次の練習生の練習生の練習生まで呪ってやるよ。全日本プロレス、Z-Bratsの菊田円として戻ってきてやるよ」と恨み節。

勝利したレイは「なかなかのケツだったが、今日勝ったのは、この俺、斉藤レイだ!次も俺のデケぇケツでしっかりと相手してやるぜ!次は北海道で大森北斗と安齊勇馬だ!もう優勝しか見えねえ。誰が来ようとブッ倒してやるぜ!」と勢いをつけた。

なおAブロックは鈴木秀樹・宮原健斗の2名が優勝決定戦の切符を手にした。Bブロックはまだ混戦状態で、誰が勝ち上がるのか予測が難しい。 5月10日・11日に開催される札幌大会での試合結果が、今後の流れを左右することになりそうだ。

<インフォメーション>
「チャンピオンカーニバル2025」が開幕中。5月10日(土)・11日(日)はアパホテル&リゾート札幌にて開催されます。詳しくは全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。

文/藤本桃子

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