8.11両国で勝俣瞬馬とDDT EXTREME王座を懸けて戦う岡谷英樹
8月11日、DDTプロレス両国大会。夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2026』でDDT EXTREME選手権試合が行われる。挑戦者・勝俣瞬馬を指名した第64代王者・岡谷英樹。3月、前王者To-yを破り4度の防衛を重ねながら、EXTREMEのベルトを自身の色に染め上げてきた。両国の大舞台を前に、ベルトへの強いこだわりと自ら指名した挑戦者・勝俣瞬馬への思いを語った。(取材・文/大楽聡詞)
⬛︎念願のDDT EXTREME王座
――今年3月22日、前王者・To-y選手からベルトを奪取。ここまで4回防衛したDDT EXTREME王座はどうでしょうか?
岡谷:ずっと狙っていたシングルベルト。環境を変えて、やっと巡り巡って手に入ったもの。前王者のTo-yはEXTREMEの歴代王者の中でも異質な存在だ。あんなヌルいヤツが持ってるより、俺の手元にある方がベルトも喜んでるんじゃねえか。
――DDTにはシングル王座が3本あります。狙っていたのがKO-D無差別級でもDDT UNIVERSALでもなく、なぜEXTREMEだったのでしょうか?
岡谷:理由の一つが、勝俣瞬馬が持っていたからだ。23年5月、24年3月とDDT EXTREME王者だった勝俣には煮え湯を飲まされてきた。
DDT最高峰のKO-D無差別級も狙っているが、負けたままでは終われない。自分の中で決着をつけるためにDDT EXTREMEを手にしたいと思うのは必然だな。
――実際に王者として防衛戦を重ねる中で、理想の王者像には近づいていますか?
岡谷:EXTREMEは王者によって個性を出せるベルトだ。防衛戦を重ねるごとに自分色に染め上げている感触はある。
2年前、勝俣瞬馬に挑戦した時から「DDT EXTREMEを懸けて同世代とバチバチした戦いをしたい」と思いを巡らせていたよ。7月に1年後輩の石田有輝とも戦えて、思い描いていた形には近づいている。
――岡谷選手も石田選手も、4月に引退した樋口和貞さんという共通の兄弟子を持つ間柄です。元ハリマオの石田選手とタイトル戦でどう向き合いましたか?
岡谷:石田とのシングルは久々だった。所属していたユニットが無くなり、自分を支えてくれた人が団体を去り、石田も葛藤や迷いがあったはず。俺も同じような経験をしてきたから、その気持ちは理解できる。
特にイラプションのメンバーは、俺以外もうリングにいない。でも活動していた時期に身をもって学んできたものを今の自分に落とし込み、一つの答えとしてリングで石田とぶつけ合えた。それは俺と石田にしか分からない闘いだ。
