遠藤哲哉、GHCヘビー2度目の挑戦も王座戴冠ならず
25日、NOAH後楽園ホール大会「LEGACY RISE 2026」にてGHCヘビー級選手権試合が行われ、王者シェイン・ヘイストに遠藤哲哉(DDT)が挑戦。至宝戴冠へはあと一歩届かなかった。
遠藤は2025年1月からNOAHへ本格参戦を開始。同年の1月11日に征矢学を破りGHCナショナル王座を戴冠し、6月にはOZAWAの持つGHCヘビー級王座に初挑戦。今回は自身2度目の最高峰挑戦となった。
この一戦に向けて遠藤を突き動かした大きな理由の一つが、今年4月に引退した樋口和貞の存在だ。記者会見で遠藤は「俺の大事な仲間の引退がありました。その樋口との約束を果たすため、この場にいる理由の一つ」と語っており、並々ならぬ想いを胸に後楽園のリングへ立った。
試合は「ホワイト・レイヴェン・スクワッド」の同門対決。序盤、遠藤は王者の握手を拒否して強い覚悟を示すと、ハンドスプリングキックや「テツヤ・イン・ザ・スカイ」、さらにはシューティングスタープレスを決めて王者を追い詰める。終盤には、樋口の魂を宿したかのような四股から、かつてDDTで激闘を繰り広げた坂口征夫の魂をも呼び起こす「神の右膝」を叩き込む猛攻を仕掛けたが、シェインの強固な牙城を崩しきるには至らなかった。
最後は雪崩式バックドロップからの猛追を浴び、必殺のボムバレーデスに沈んだ遠藤。試合後、セミファイナルでKO-Dタッグ王座を奪取した飯野雄貴の活躍に「続きたかった」と悔しさをにじませつつも、「勝手にDDTを、樋口をこうやって背負っている」とプライドをのぞかせた。
戦前に示唆していた“発表”は一旦保留となったものの、「まだまだNOAHに上がり続けるし、GHCヘビー級を狙い続ける」と前を向いた遠藤。約束のベルトをその腰に巻くまで、遠藤の挑戦はこれからも続いていく。
記事/大楽聡詞
編集/まるスポ編集部
