AブロックはTAKESHITAが12点で単独首位。10点でボルチン、辻、大岩が猛追
9日、新日本プロレスの群馬大会で『G1 CLIMAX 36』Aブロック公式戦が行われ、IWGPヘビー級王者・辻陽太がグレート-O-カーンを破り、勝ち点10に伸ばした。
辻の2023年5月の凱旋帰国後、意外にも初のシングル対決となった両者。前日の横浜大会で行われた前哨戦では、オーカーンが試合後に辻の右腕をイスで殴打し、この日もゴング前から徹底して右腕を狙った。
ゴング前オーカーンはコーナーパッドで奇襲すると、鉄柱やイスを使って右腕を痛めつけ、試合が始まってからも一点集中で攻撃。対する辻もセカンドロープから場外へのムーンサルトアタックやオーカーンのお株を奪う“玉座”などで反撃し、一進一退の攻防が続いた。

終盤にはオーカーンがレフェリーを盾にしてローブローを浴びせるなど、なりふり構わず勝利を狙ったが辻は耐え抜き、最後は王統流正拳突きを右肩に浴びながらもジーンブラスターを連発し、執念の3カウントを奪った。
試合後のバックステージで辻は勝利の喜びではなく、オーカーンへの厳しい言葉を口にした。
「オーカーン、お前はなんのためにプロレスをやってるんだ?好きなアニメのためか?カードゲームのためか?なんでもいいけどよ、本業のプロレスを手抜いてどうすんだよ」
さらに、「プロレスもちゃんとやれよ。まずそこからだろう。その上でアンバサダーやらインフルエンサーやらやったらいいんじゃねえのか」と苦言を呈し、最後は「しっかりしてくれよ。頼むぜ」と呼びかけた。
この日の結果、AブロックはTAKESHITAが勝ち点12で単独首位をキープし、勝ち点10でボルチン・オレッグ、辻、大岩陵平が追う大混戦。残るAブロック公式戦は12日の浜松大会のみ。辻は決勝トーナメント進出を懸け、最後の一戦に臨む。
