5ヶ月ぶりに復帰したSANADAは、非道なラフ殺法でTAKESHITAを痛めつける
14日、新日本プロレス・大阪城ホールで上半期最大のビッグマッチ「DOMINION 6.14 in OSAKA-JO HALL」が開催され、王者・KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と挑戦者・SANADAによるNJPW WORLD認定TV王座戦が行われた。
3団体所属のTAKESHITAが魅せた世界基準のプロレス愛と圧倒的存在感「竹下のプロレスを届けたい」
4月4日の両国大会から新日本のリングに姿を現していた“謎の能面男”。その正体は、1月5日の大田区大会以来、約5カ月ぶりの復帰戦となるSANADA。
そのSANADAの入場シーンは、自身の新日本参戦からの歴史を振り返る壮大な演出となった。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン時代の入場曲が流れると、顔に仮面をつけ、モヒカン頭にNEVERのベルトを肩にかけたSANADAが登場。
さらにステージには、それぞれ異なる時代のコスチュームと歴代のベルトを携えた“影武者”たちが次々と現れる。Just 5 Guys時代、ハウス・オブ・トーチャー時代とテーマ曲が移り変わり、9人目に登場した能面男が仮面を脱ぐと、そこにはSANADA本人の姿が。白煙が包む中、赤い髪と赤の衣装に変身したSANADAは、奪っていたTV王座のベルトを手にリングへ向かった。
試合はリストの取り合いから始まり、SANADAがクリーンブレイクして握手を求めると、TAKESHITAもこれに応じてクリーンに始動。TAKESHITAがヘッドロックやショルダータックルで攻め立てれば、SANADAもTAKESHITA LINE(ジャンピング・ラリアット)をダイアモンドカッターで迎撃し、シャイニング・ウィザードやSkull End狙いで反撃。

中盤、TAKESHITAが人でなしドライバーやブルーサンダーで追い詰め、SANADAもラウンディング・ボディプレスで応酬。するとSANADAは負傷した右腕を押さえてうずくまり戦意喪失。だが油断したTAKESHITAに首固めを仕掛けると、レフェリーへのサミング、場外でのスプレー噴射、さらにはギターでの脳天殴打と悪質なラフ殺法を連発する。
しかし、TAKESHITAはこれをカウント2で執念のキックアウト。最後はTAKESHITAが必殺のレイジングファイヤーを叩き込んで3カウントを奪取し、第10代王者のTAKESHITAが4度目の防衛に成功した。
試合後、手元に戻ったTV王座のベルトを前に、TAKESHITAは1年前の同大会(大阪城ホール)でボルチン・オレッグに敗れNEVER王座から陥落した一戦を振り返りながら「強いヤツって世界中探さなくても、日本におるやんって気づかされた」と語り、「みんなでプロレス界、日本のプロレス界を上げていきましょう」とファンやマスコミに呼びかけてバックステージを後にした。
記事/大楽聡詞
編集/まるスポ編集部
