【新日本G1】タイチ無念の敗退…Aブロックは上村とEVILが首位タイ、8点組が6人並ぶ大混戦!

G1出場者決定戦ではカラム・ニューマンが勝利した

8月7日、新日本プロレス『G1クライマックス35』後楽園ホール大会が開催。第5試合はAブロック公式戦、タイチ vs カラム・ニューマンが行われた。

タイチ、ベテランの意地で辻陽太を撃破「新日本の未来のため」

今年6月、同じ後楽園ホールで行われた『出場者決定戦』で、若き英国の新星・カラムがタイチから白星を奪取。その雪辱に燃えるタイチは、後藤洋央紀の欠場によって巡ってきたわずかなチャンスを掴み、ガントレットマッチを制して2年ぶりのG1出場が決定した。IWGPタッグ王者としての誇り、そして6月の落とし前をつけるべく、この一戦にすべてを懸けた。

カラム・ニューマンに雪辱を果たしたいタイチ

試合はカラムの握手要求からスタート。応じたタイチにいきなりエルボーが飛び、早くも火花が散る。

中盤、タイチはカウンターハイキックやサッカーボールキックで主導権を握り、アックスボンバーやラリアットで畳みかける。だがカラムは意地で耐え抜き、タイチの古傷であるアバラへ低空ドロップキックを叩き込む。

G1出場者決定戦につづき2連敗のタイチ

終盤は、互いの意地とプライドがぶつかり合う総力戦に。最後はカラムのカミゴェから追撃のプリンスズカースが決まり3カウント。タイチは無念のAブロック敗退が決まった。

試合後、タイチはセコンドの安田優虎に背負われて退場。悔しさの残る夏となった。

この結果、Aブロックは10点(5勝3敗)の上村優也とEVILが首位を並走。その背後には、8点(4勝4敗)で棚橋弘至、ボルチン・オレッグ、辻陽太、大岩陵平、カラム・ニューマン、デビッド・フィンレーの6人がひしめく混戦模様。残る公式戦はあと1試合。

記事/ミライカ

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