【新日本G1】大岩陵平がフィンレーを撃破!開幕戦で大波乱

デビッド・フィンレーを破る大金星を挙げた大岩陵平

7月19日、札幌・北海きたえーるにて新日本プロレス『G1 CLIMAX 35』が開幕。Aブロック公式戦で、TMDKの大岩陵平がBC WAR DOGSのリーダー、デビッド・フィンレーを下し大金星を挙げた。

「もう憧れじゃない」大岩陵平、小島超えでG1初出場へ

大岩は、7.4東京武道館大会で小島聡を破って予選を突破。今回がG1初出場となる。対するフィンレーは、4年連続4回目の出場。今春の『NEW JAPAN CUP』を優勝し、春夏制覇を目指す。

デビッド・フィンレーの厳しい攻めを耐えた大岩

序盤は互いに腕を取り合う攻防からスタート。大岩はアームドラッグでペースを掴むと、左腕を集中的に攻め立てた。フィンレーもトップロープを使ったスタンガン、河津落としで反撃。さらに串刺しエルボースマッシュ攻撃やブレーンバスターで放り投げ、腰にダメージを与えながら大岩を追い詰めていく。

中盤、大岩は天山スープレックスやドロップキックで応戦。終盤にはフィンレーのバックブリーカーや必殺技「INTO OBLIVION」にもカウント2で返す根性を見せる。そして、最後はフィンレーのラリアットを切り返してTHE GRIPを炸裂。見事3カウントを奪った。

大岩はTHE GRIPで見事にG1 CLIMAX初勝利を挙げた

試合後、大岩は「よし、まずは1勝だ。見てる人の中で俺がフィンレーに勝つって思ってたヤツ、何人いた?でも、俺が勝った方が面白かっただろ? 初日にフィンレーに勝ったことに意味がある。俺の勢いは誰にも止められねえぞ。今年の夏、このリングで一番熱いのは俺だ!」と勢いよく語った。

一方、フィンレーは「クソ!“ロイ・ザ・マレット”を過小評価していた。でも、これは短距離走じゃなくマラソン。出だしが悪くても終わりが良ければすべて良しだ。G1はまだ俺のもの。俺が世界最強のトーナメントレスラーだ!」と悔しさをにじませつつ、次戦に向け闘志を燃やした。

波乱の幕開けとなったAブロック。大岩の快進撃は続くのか?注目の夏の祭典は始まったばかりだ。

記事/ミライカ

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